沖縄料理をたべつくせ!クマムシさんの食い倒れ弾丸琉球ツアー
ハイサイくまむし〜♪
今回は、ぼくのマイ・フェバリッツ・プレイスこと沖縄にきたよ。
ひさしぶりだな〜〜。最後にきてから、もう4年もたつんだなぁ〜。
3月の中旬、気温はだいたい20度くらい。うちなんちゅのお肌にはこれだと「寒い」レベル。東京人の10度くらいの感覚かな。
あ〜〜ハイビスカスのいいにおい〜〜〜
あ・・・・・・
花粉がついちゃった。
へ、へ、
へーっくしょーーーーい!!!
☆☆☆☆☆☆
沖縄にとうちゃくしたら、とりあえず向かうのは国際通り。
粋なうちなんちゅの若者たちが、エイサー(沖縄伝統の太鼓を使った踊り)のパフォーマンスをしているよ。
沖縄県民は、みんな子どもの頃から音楽やダンスに親しむんだ。
親戚にはかならず、三線(さんしん)をひいたり、琉球民謡の歌い手がいたりするからね。
飲み会の席で盛り上がると、カチャーシー(沖縄伝統の踊り)の踊り手も自然発生的するから、リズム感も知らないあいだに身につくさぁ〜〜。
さて。国際通りといえば、まっさきに向かうのは牧志公設市場。ここは、沖縄の食が凝縮したような場所だよ。
てくてく。
でもあれだね、この市場もずいぶんときれいになったね〜〜。
でも、奥に行くと、昔ながらの光景がまだ広がっているね。
あっ、ソーキそば専門店だ。「田舎」っていうお店だね。
そうそう、やっぱりまずはソーキそば食べなきゃならないさぁ〜〜〜。
ごめんくまむし〜〜。ソーキそばくださいな。
(3分後)
わ〜〜い。
これぞ、まさに「ザ・ソーキそば」だね〜〜。
ずずずずず〜〜〜〜。
はぁ〜〜。ソーキが軟骨までやわらかくて、おいしくまむし。
これで390円は安いなぁ。さすが沖縄。
ごちそうさまでした〜〜。
にへーでーびるー。
(まいどありー。)
えー、うんじゅや、たーやみせーが?
(ところで、あなた、だれ?)
ぼく、クマムシさんだよ。
ムシ?くんぐとぅムシや、はじみてぃやさ。
(ムシ?こんなムシ、はじめてみたよ。)
やー、いっぺーかなさぐとぅ、またくーわや〜。
(あんた、かわいいから、またきてちょうだいね〜。)
うん♬
あーおいしかったー。
でも、まだぼくの胃袋キャパ的にはよゆうがあるよ。
つぎは、アレ、いこう♬
ジャーン。沖縄名物その2「タコライス」だよ。
入ったのは、国際通り沿いにある「いちまいる」。
ひき肉、キャベツ、チーズ、ライスの4段がまえのボリューミー・ミクスチャー・フーヅ。
こってり&あっさりしていて、ついつい食べすぎちゃうよね。
ぱくぱく、ぱくぱくまむし。
あー。減らないなー。
さすがに満腹になったよ。
でも、これで500円は安いね〜〜〜〜。
さてと。腹ごなしにちょっと短い足を伸ばしておさんぽしよう。
てくてくまむし・・・
☆☆☆☆☆☆
ということでやってきたのは、沖縄の本部にある「備瀬のフクギ並木」。
ぼく、この界隈にはもう35年前から通い続けてるんだ。
ここでは、木のにおいと海のにおいがまざりあって、ゆっくりとした時の流れがつむぎだされているよ。
おちつくまむし〜〜〜。
ぼくと同じ色のシーサーさん、こんにちくまむし。
あ、海がみえたよ。
このあたりの海は、沖縄本島でもいちばんきれいだよ。
岩場には、いろんな生きものたちが隠れているし、とってもわくわくする場所なんだ。
遠くむこうに、伊江島がみえるね。あの島の形をみると、ノスタルジックな感情が惹起(じゃっき)されるよ。
海岸にはサンゴがいっぱい。
ざくっ。ざくっ。ざくっ。
うふふ。
サンゴのおふとんにもぐって、リラックマムシ。
あったかいんだから〜♬
さあて、またお腹もすいてきたから、あのお店にいこうっと。
☆☆☆☆☆☆
やってきたのは、ぼくがリピートしているお店。
へんぴな場所でひっそりと営業している、沖縄そば専門店の「山原そば」だよ。
それにしても、前にきたときよりもずいぶん混んでるな〜〜。
昔は地元の知る人ぞ知るお店だったけど、そうとう有名になったんだろうね〜〜。
インターネットとグローバル化の波が押し寄せているようすが、可視化されているね。
(50分後)
ようやくお店に入ったよ。
注文するのはもちろん、ソーキそば(大)。
なんか値上がりしていて、800円だったよ。
わーーーい♬
このボリューム。
まずは、スープをごくごくまむし。
あ〜〜。
これこれ。スープのコクの濃厚さ。ここに帰ってきたことを実感するよ。
いただきくまむし〜〜〜
あっというまに、骨だけ残して完しょくまむし。
ごちそうさま〜〜。
ではでは、おつぎはデザートを食べにいこう。
てくてく、
てくてく、
てくてくまむし。
ついた〜。
本部のこの界隈でデザートといえば、ここ。
「新垣ぜんざい屋」だよ。
このお店もずいぶんきれいになったね〜。
このお店唯一のメニュー、氷ぜんざい(250円)を注文。
キター!
ここの氷ぜんざいは、そびえるかき氷がとくちょう。
かき氷はまるで、雪のようになめらかな舌ざわりなんだ。
かき氷の下にはあずきのぜんざいが、恥じらいながらかくれているよ。
このあずきは、甘さひかえめでお豆さんのナチュラルなフレーバーと食感をたのしめるのさ。
ぱくぱく、ぱくぱく、ぱくぱくまむし。
あー幸せ♬
それじゃ、そろそろ那覇にもどろうっと。
☆☆☆☆☆☆
夜の那覇。
ぼくのお気に入りの栄町市場にきたよ。
てくてく、
てくてく、
てくてくまむし。
この栄町市場も知る人ぞ知る市場で人影がほとんどなかったんだけど、最近はけっこうにぎわってきたみたいだね。
すてきな居酒屋さんやバーがたくさんできてるよ。
でも、ぼくの好きだった伝説のハンバーガー屋さん「ひまわり」はなくなっちゃったみたい。
おじいとおばあのハンバーガー、もう食べられないのかぁ・・・。
さて。気をとりなおして。
栄町市場の外にある栄町社交街。
ここにある沖縄料理のお店「永楽」で、ぼくの沖縄ステイの最後のばんさんをするよ。
まずは、とうふちゃんぷるー。
ふわっふわのおとうふが、ぼくをつくる二千個くらいの細胞にしみわたるようだよ。
おつぎは沖縄版のおこのみやき、ヒラヤーチー。
炭水化物補給にぴったりさ。
おともにはもちろん、泡盛のロックわり。
酔いが回ってきたところで、宮古島出身のご主人が三線の弾き唄いをはじめたよ。
おきゃくさんも指笛ふいたり、カチャーシーをはじめて、ちょっとしたお祝いの席みたいだね。
なんだかとろけるような空間だねぇ・・・。
ああ〜〜。
まったりしすぎて、ご主人のパフォーマンスを撮影するのわすれた・・・・・・。
☆☆☆☆☆☆
ということで、短い滞在だったけれど、沖縄の空気を思うぞんぶんまんきつしたよ。
前に比べると、沖縄は外国からの観光客もふえて、すごく活気が出てきたね。
昔は人がほとんどいなかった沖縄本島北部でも、たくさんの観光客がいたしね。
沖縄にはいろんな問題もあるけれど、この活気をいい方向に生かして、この素晴らしい土地にかかわるすべての人が幸せになればいいな♪
そんなことを思ったよ。
またうがみやびら〜。
(それじゃ、またね〜。)