TOEIC900点オーバー。クマムシさんの英語学習法。
ぼく、ヒマだったからこの前TOEIC受けてきたんだ。で、その結果が出たんだけど・・・。
満点が何点なのかとか、このスコアがいいのか悪いのか分からなかったから、ネット上のおともだちに聞いたんだ。みんなの意見を見るかぎり、このスコアは英語のアドバイスをできるくらいのレベルみたいだね。
ということで、今日は『クマムシさんの英語学習法』をお送りするよ。
クマムシさんの英語学習法その1:ネイティブをモノマネする
ネイティブスピーカーをまねるのは、とても大事だよ。発音だけじゃなく、その表情や手振り身振りもまねながら喋るのがいいね。おすすめなのは、映画の好きなワンシーンをいくつも集めるんだ。そして、逐一、登場人物になりきってモノマネしながらセリフを喋るんだよ。
もちろん、セリフの意味や文法もきちんと把握した上でね。できれば『スクリーンプレイシリーズ』のように、映画のセリフについてのきちんとした解説を読んだ上でやった方がいいね。
自分の喋ったセリフを録音して聞き直して発音をチェックするのも、すごく効果があるよ。自分の発音や英語リズムを映画スターのものにできるだけ近づけるように、何度も繰り返し繰り返しK•A•I•Z•E•Nしていこう。こうすると、スピーキング能力だけじゃなくリスニング能力も飛躍的にアップするんだ。
とにかく羞恥心を捨てて、スター気取りでやってみよう。
クマムシさんの英語学習法その2:常に日本語→英語の変換をする
毎日の生活の中で、ぼくらは色んな会話をしているよね。学校や会社での会話はもちろん、飲み会では最近あった面白い話を披露する。通勤・通学電車の中でぼーっとしているときにも、脳内でブツブツ独り言を言ってたりもするよね。日本語で。
「彼女がいたらな〜」
「5分でいいから座りたい」
「あたしの生きてる意味って何だろ」
そんなひとつひとつのセンテンスを、できるだけ英語に置きかえて作るように心がけてみよう。最初は苦労するけれど、英語化できるセンテンスのストックがたまっていけば、加速的に英語での会話ができるようになってくるよ。もちろん、英語でどう表すのか分からない日本語の単語があれば、スマホで即時に調べるのもとっても大事。
この学習法は、電車の中とか、誰かを待っている時間なんかに適しているね。ってことで、日本語から英語の変換をいつも心がけよう。
クマムシさんの英語学習法その3:好きなマンガを英語で読む
ある程度の発音ができるようになれば、英文を読んでそれをさらに音読するやり方がとても効果的だよ。毎日の英文ニュースでもいいけど、おすすめはマンガを読んで音読することだね。好きなマンガなら、セリフはだいたい覚えているもの。シチュエーションがあらかじめ分かっているから、その英語訳に触れたときもスッと頭に入っていきやすいんだ。マンガタイトルによっては、日本語と英語が併記してあるバイリンガルシリーズもあるよ。
バイリンガル版 進撃の巨人1 Attack on Titan
新しい英語表現を覚えるのにもうってつけだし、何より好きなマンガなら楽しみながら続けられるよね。これは本当におすすめ。
クマムシさんの英語学習法その4:実践、実践、実践。
そしてやっぱり一番大事なのが、実践。英語を話す外国人と会話をすることなんだ。英語が話せる日本人と英語で会話するのもいいんだけど、たいていはお互いに日本語で喋るようになっちゃうんだよね。だから、日本語があまり得意でない外国人と話すのがいいよ。
外国人の先生と話すのはコストがかかるし、リアル外国人友達を作るのもなかなか難しい。でも、最近ではSkypeを使った会話レッスンを安価で提供しているサービスもあるから、これを利用するといいね。あとはFacebook、Twitter、Tumblrなんかで好きな外国人アーティストと英語で交流するのもいいし、Lang-8のような語学SNS上で友達を作るのもいいね。
外国に行った際には、現地の人と積極的に交流すると経験値が飛躍的にアップするよ。ぼくもついこの前、セルビアで現地の人々と英語で交流してきたんだ。
実際に交流することに勝る学習法はない。ぼくはそう断言するよ。
最後に
世の中には、TOEICの点数を上げる方法論がたくさん出回っているよね。ぼくはこれを完全に否定するわけじゃないよ。でもね。どうせ英語を学習するなら、外国人と英語でコミュニケーションをとれるようなやり方でやった方が英語の地力がつくんだ。長い目で見ると、こっちの方が効率的なんだよね。ぼくもTOEIC対策みたいな勉強は一切しなかったけど、TOEICで900点以上をとれる力が自然と身についたわけだからね。
英語ができることが偉いことではないよ。でも、外国語をある程度使うことができれば、コミュニケーションできる人の数が飛躍的に増えることになるし、きみの人生を豊かにすることには間違いないんだ。ぜひ楽しみながら頑張ってね♪
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